入社式・新入社員研修・潜水研修の模様
毎年4月初めに入社式を行います。入社式当日、代表、また各上長より、新入社員へ辞令と社章が授与されます。全社員が一同に新入社員を温かく迎え入れます。
入社式終了後、新入社員全体研修が始まります。新入社員全体研修ではベテランの社員が講師を務め、社内の規則・規定、コンプライアンス、技術者倫理、安全衛生、情報セキュリティなど、さまざまなカリキュラムを実施します。
令和6年度からは、ミクニヤの杜(弊社は令和6年1月15日、川崎市と里山保全管理活動に関する覚書を締結し「ミクニヤの杜」を始動しました。詳細はこちらから。 )を活用した「現場研修」も1つのカリキュラムとして取り入れました。現場研修では、先輩社員から、安全管理を念頭に現場準備から現地計測、計測結果取りまとめまでの一連の流れを学びます。
約1週間、新入社員全員で同じカリキュラムを学んだ後は、各配属部署に分かれ、部署別研修とジョブローテーションを約3ヶ月間実施します。ジョブローテーションでは、配属部署以外の業務も経験することで、日本ミクニヤの事業内容を学び、建設コンサルタントとしての役割を理解します。
6月には3日間、伊豆の訓練センターで潜水研修を実施します。4月の全体研修ぶりに各配属部署から新入社員が集まり、潜水時の安全についてしっかり学びます。専門の指導者から、潜水計画や潜水器具の取り扱いについて学び、実技ではプールや海洋での実習も行います。
潜水研修では、水中環境を実体験することでインターフェース(弊社の仕事の考え方として、インターフェースコンセプトを掲げています。詳細はこちらから 。)としての感性を高めることも目的の1つとなります。これは潜水に限らず、フィールド調査を行う上で重要になってくる事項ですが、普段と異なる環境をまずは潜水研修を通じて体験していただきます。
また、日本ミクニヤの業務では潜水作業が発生することも珍しくありません。実際に潜る潜らないに関わらず、業務管理を行う立場としては潜水時の安全・リスクについて知識を得る必要があります。
毎年6月末日にはラスト研修発表会を行います。新入社員が、3ヶ月間で対応したこと・学んだことを中心に発表する場となります。発表会は各支店をオンラインで繋ぎ、全社員が参加します。
新入社員としては、同期が経験したことを踏まえ自身の3ヶ月を振り返ります。それは今後を考える機会にもなり、一年後、数年後の目標に向けてさらに経験を増やしていきます。
新入社員の試用期間は、6月末日をもって終了し、正式に日本ミクニヤの一員となります。