TECHNOLOGY

現場奮闘記

Q1:ミクニヤに入社した動機

中国支店環境防災課
大学で環境汚染物質についての研究をしていた私は、就職活動の際に「地元で環境調査を行っている企業」で検索し、それが当社を知るきっかけとなりました。環境分野・防災分野と幅広く調査に関わることのできる当社に魅力を感じ、会社説明会に参加しました。 会社説明会では「アットホームな雰囲気の会社だな」という印象を受けました。アットホームな会社であれば、どんなに大変な仕事に直面しても社内の協力を得ながら乗り越えられるだろうと考えていました。また、説明会を通して「環境分野」だけでなく「防災リスクコンサルティング」について知り、興味を持ったことから、畑違いではありますが「防災分野」での入社を希望しました。

Q2:担当している業務は

漁港・港湾・海岸など、海際にある構造物の点検調査業務を担当しています。自ら現場に出て調査をし、 データを取りまとめて報告書等の提出まで一貫して業務を進めています。海中にある構造物や道路の地中状況など、 簡単には目視できない範囲に関しては潜水業者や地中探査業者などの専門の協力会社に依頼をし、構造物の細部まで調査を行います。 その際は現場責任者として現地の状況把握や安全管理を担っています。

Q3:現場で苦労することなど

データを取得する現場作業は成果品の要となるため、業務の中で最も重要な作業になります。現場に出向く前に既存資料を整理し、その構造物が何年に建てられたものか、どのような部材が使用されているかなど、頭に入れて現地に向かいます。そういった下準備をすることにより、実際に構造物に異常を発見した際に、「何が原因でその変状が発生したのか」を推定することができ、「構造物の機能としての危険度」を把握することができます。担当する業務を複数抱えていると、現場準備、現場作業、現場後のデータ整理を行うための時間を確保することが難しいですが、効率よく作業を進めるよう努力しています。 また、業務にもよりますが日帰りの現場もあれば、1ヵ月近くの長期出張の場合もあります。女性目線からすると、体力的に辛く感じることや、力仕事に限度を感じることもあります。ですが、現場は一人ではないため、他のスタッフと協力・相談しながら、役割分担やペース配分を行うことができるので現場自体がきついと感じたことはありません。 また、現場に向かうとその地域の方々がよく挨拶をしてくれます。女性が現場に出ていることを珍しく思われることが多いですが、「女性なのに頑張っているね!」と声を掛けてもらうことはとても励みになっています。

Q4.夢は何ですか

生きているうちに日本全国47都道府県全てを訪れることが私の夢です。私は中国支店に在籍しているので、主に中国地方や四国地方で仕事をすることが多いですが、 他支店と協力する業務では遠方に向かうこともあります。仕事を通じて初めて訪れる土地の文化や歴史を知ることを楽しみながら働いています。

Q5:当社を目指す学生さんに向けて

「やりたい仕事をする」というのはとても理想的です。ですが、社員同士が冷たい雰囲気の会社ではやりたい仕事も辛くなるだけ…と考えていた 私は、第一に温かい雰囲気の会社で働くことを望んで就職活動を行っていました。当社に入社するまでは環境分野を勉強していたので、維持補修分野の知識が全くなく、 一から勉強する毎日でしたが、先輩社員が丁寧に教えてくださり、知識が増えるたびに仕事へのやりがいへと繋がっていきました。数ある選択肢の中で、 「社会人になってからやりがいが見つかる」というのも一つの道です。一緒に頑張りましょう!



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