空間情報計測カンパニー
サービス概要

空間計測 | ・地上測量(RTK-GPS、トータルステーション、3Dレーザスキャン) ・水域測量(ナローマルチビーム測深、単素子音響測深、多素子音響測深) |
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物理探査 | ・海底面探査(サイドスキャンソナー) ・音波探査(スパーカー、SH-20型) ・磁気探査(水平探査、潜水探査) |
機器計測 | ・柱状採泥システム(VCS:バイブレーションコアサンプラー) ・河床洗掘測定装置 |
地上測量

干潟の造成事業が増加する中、その効果、維持管理については検討が進められています。このような干潟における生態系調査を、現地調査-評価・検証-モニタリングの一連の流れで行い、順応的管理を試みています。また、評価・検証においては生態系評価手法(HEP)を用いて、生態学的視点からの評価を行っています。
水域測量

弊社ではナローマルチビーム測深機を導入し、海底地形、ダム湖、河川の詳細地形測量を行っています。 弊社のナローマルチビーム測深機は、小型・軽量のためゴムボートへの艤装も可能で、河川等の浅域での活用にも適応できます。 また、動揺補正装置には慣性GPSジャイロを導入しており、橋梁の下やダム湖狭窄部等でGPSが欠測した場合でも、慣性センサーにより高精度な計測データを取得可能です。また、取得した位置情報は、国土地理院の電子基準点データを活用することで、後処理解析により位置精度をRTKレベルにまで向上することが可能です。
音波探査

弊社では港湾や海岸の基礎調査や維持管理、河川等の堆積物調査として水底下の構造を把握するために音波探査を行っています。音波探査は、音源の種類により適用範囲が異なるため、調査の目的、内容にあった音波探査機を選定し、資料を提供させていただきます。 スパーカーのような低い周波数の音源を使用すれば、堆積層の厚いところでは数百メートル程度までの構造を把握することが可能です。河川堆積物のような高分解能な解析が必要な調査では、高い周波数帯(選択可)を使用して、堆積物中の構造を把握します。
柱状採泥(VCS)

弊社では自社開発のバイブレーションコアサンプラー(特許取得)を用いて、柱状採泥を行っています。 従来のボーリングによる採泥に比べると効率的で安価にできます。(貫入深度:1~4m程度) 硬質で透明なパイプを使用しているため、その場で目で見て底質の変化がわかります。そのため、覆砂や客土の施工管理やバームやサンドバーなどの構造の検層に利用できます。 採泥したコアは、そのままの形でパイプから抜き出すことができ、コア観察、分析等に活用することができます。
その他(洗掘測定装置、応用技術)

弊社では洗掘測定装置(特許取得)による河川の洗掘測定を行っています。 ロガ-部を設置することで、出水時の河床洗掘状況を、時間軸と合わせて記録することができます。 また、音波探査や柱状採泥を組み合わせることで、柱状採泥により得られた堆積層を面的に表現することができ、土砂動態を把握する上での基礎資料をご提供できます。
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